こんにちは。北海道・洞爺湖で一棟貸しの宿11施設を運営している「かものや」です。洞爺湖は一周約40km・車で約1時間というちょうどよいサイズの湖で、少し足を延ばせば海(噴火湾)から羊蹄山の麓、ルスツの高原まで、変化に富んだドライブが楽しめる土地です。その道すがらに点在するのが、地元の食と情報が集まる道の駅。この記事では、洞爺湖を拠点にドライブで巡りたい道の駅を、地元で宿を営む私たちの目線で6駅ご紹介します。海鮮丼で有名な駅から、採れたて野菜の直売所、火山や歴史を学べる駅まで、湖畔ドライブと組み合わせて楽しんでください。

洞爺湖の道の駅めぐりの基本|湖を起点に「近い駅」と「足を延ばす駅」

洞爺湖周辺の道の駅は、大きく2つのグループに分けて考えると計画が立てやすくなります。ひとつは、洞爺湖のすぐ近くにある駅。湖の北側や海側にあり、湖畔ドライブの延長で気軽に立ち寄れます。もうひとつは、少し足を延ばす駅。ルスツやニセコ、伊達といった周辺の町にあり、それぞれの土地ならではの野菜・文化に出会えます。

湖を一周する基本ルートや立ち寄りどころは洞爺湖 湖畔ドライブガイドで詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。道の駅は農産物直売所を併設していることが多く、その日の朝採れの地元野菜が手に入るのも魅力です。キッチン付きの宿に泊まって自炊を楽しむなら、道の駅めぐりはそのまま「夕食の買い出し」にもなります。食材の買い出しスポットやおすすめは洞爺湖グルメ・食材ガイドもご覧ください。

※以下の営業時間・定休日・料金・メニューは変動します。とくに冬期は営業時間の短縮や休館日が設定される駅が多いため、お出かけ前に必ず各道の駅の公式サイトで最新情報をご確認ください(2026年7月時点の情報をもとにしています)。

洞爺湖のすぐ近くの道の駅3選

道の駅 とうや湖(洞爺湖町・洞爺地区)

道の駅とうや湖の駅舎
道の駅とうや湖(写真: Him56 / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

洞爺湖の北側、国道230号沿いにある道の駅です。施設に隣接した展望台からは洞爺湖を、反対側には田園風景の中にそびえる羊蹄山を望むことができ、湖と名峰の両方を一度に楽しめるロケーションが魅力です。館内では洞爺湖町で採れた新鮮な農産物や加工品を、生産者を明示して販売しています。洞爺湖周辺で推進されている「クリーン農業」で育てられた野菜の直売コーナーは、地元の食材を買い込みたい自炊派にもうれしいスポットです。食事コーナーでは地場産野菜を使ったメニューがそろい、そば打ち・うどん打ちといった体験ができることもあります。湖の北側を回るドライブの起点・終点に組み込みやすい駅です。

道の駅 そうべつ情報館i(アイ)(壮瞥町)

「湖と火山と温泉のまち」壮瞥町の情報発信基地となっている道の駅です。館内の農産物直売所「サムズ」には、地元農家が育てた採れたての果物や野菜が毎朝並びます。壮瞥はフルーツの町としても知られ、時期によってはさくらんぼ・ぶどう・りんごなどが登場し、ジャムや菓子といった加工品も充実しています。もうひとつの見どころが、2階の「火山防災学び館」。活火山である有珠山や昭和新山の噴火の歴史を、資料や映像で学べる施設です。洞爺湖有珠山ジオパークの成り立ちに触れられる場所として、雨の日や学びのある旅にもおすすめです。なお冬期(11月中旬〜3月末)は毎週火曜日が休館日となるなど、季節で営業日が変わるため事前確認をおすすめします。

道の駅 あぷた(洞爺湖町・虻田地区)

道の駅あぷた(洞爺湖町虻田地区)
道の駅あぷた(写真: ほくなん / パブリックドメイン / Wikimedia Commons)

洞爺湖の海側、噴火湾に面した高台にある道の駅です。目の前には虻田漁港があり、水揚げされたばかりの海の幸を味わえるのが最大の魅力。名物は、地元や道内でとれた新鮮なウニをのせたうに丼で、ホタテを使ったメニューも人気です(価格や提供内容は時期により変わるため、最新は公式サイトでご確認ください)。テラス席からは噴火湾のパノラマが広がり、夕日の名所としても知られています。海鮮でお腹を満たしたあと、湖畔へ戻るドライブの折り返し地点にぴったりの駅です。

少し足を延ばして楽しむ道の駅3選

道の駅 230ルスツ(留寿都村)

洞爺湖から国道230号を北へ向かうと、高原リゾートの村・留寿都にたどり着きます。2025年4月にリニューアルオープンし、「豊かさのはじまり。」をテーマに生まれ変わった道の駅です。尻別岳の麓で育まれたようてい山麓のルスツ野菜を主役に、農家の想いや調理例を展示し、「発酵」をテーマにした調味料などもセレクト。ルスツ豚を使った丼ものや、地場産野菜を使った「留寿都ラーメン」など、この地ならではの味も楽しめます(メニュー名・内容は変わる場合があるため公式サイトでご確認ください)。ルスツリゾートとあわせて訪れる方が多く、家族旅行の立ち寄りにも人気です。ルスツエリアの楽しみ方はルスツリゾート観光ガイドもあわせてどうぞ。

道の駅 ニセコビュープラザ(ニセコ町)

道の駅ニセコビュープラザと羊蹄山
道の駅ニセコビュープラザと羊蹄山(写真: Oga / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

国道5号沿いにある、年間60万人以上が訪れる人気の道の駅です。いちばんの目当ては、なんといっても農産物直売所。「安心・安全・安価」をモットーに、その朝収穫したばかりの新鮮なニセコ産野菜がずらりと並びます。春はアスパラや野菜苗、夏から秋にかけてはメロンやじゃがいもなど、季節ごとに旬の恵みが山盛りに。テイクアウトショップではニセコ産食材を使ったグルメも味わえ、晴れた日には羊蹄山を眺めながらのひと休みが格別です。洞爺湖からは少し距離がありますが、直売所目当てにわざわざ足を延ばす価値のある駅です。

道の駅 だて歴史の杜(伊達市)

道の駅だて歴史の杜の物産館
道の駅だて歴史の杜(写真: Him56 / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

洞爺湖から海沿いへ出た伊達市、石垣と大手門が印象的な総合公園「だて歴史の杜」内にある道の駅です。伊達市観光物産館では、約80戸の農家から届く季節の新鮮野菜を中心に、水産・畜産の加工品や菓子など地元産品が豊富にそろいます。同じ公園内には「だて歴史文化ミュージアム」があり、縄文時代から現代までの地域の歴史や、武具甲冑・美術工芸品などを展示。北海道内でも数少ない藍の生産地・刀匠の里という伊達ならではの文化に触れられる、学びと買い物を両立できる道の駅です(ミュージアムの展示・体験や料金は公式サイトでご確認ください)。

モデルドライブコース|半日・1日で巡る道の駅

洞爺湖の宿を拠点に、道の駅をどう組み合わせて巡るか。無理のない2つのモデルコースをご提案します。

半日コース(湖の近くをぐるり)

いずれも洞爺湖から近く、湖畔ドライブの延長で気軽に回れます。夕食の食材を道中で調達しておけば、宿に戻ってそのまま自炊が楽しめます。

1日コース(周辺の町まで足を延ばす)

海側を巡りたい日は、ルスツ・ニセコに代えて「道の駅あぷた」→「道の駅だて歴史の杜」と噴火湾沿いに南下するコースもおすすめです。おみやげ選びのコツは洞爺湖のおみやげガイドもご参考に。冬期は峠道やルスツ・ニセコ方面で路面が凍結・積雪することがあるため、スタッドレスタイヤと時間の余裕をもって、無理のない計画でお楽しみください。

道の駅めぐりの拠点は、キッチン付きの貸切宿で

道の駅めぐりの楽しさは、買った野菜や海の幸をその日のうちに味わえること。だからこそ、拠点はキッチン完備の一棟・一室貸切の宿が便利です。かものやの宿はすべて貸切タイプなので、他のお客様に気兼ねなく、直売所で買い込んだ食材で「わが家の晩ごはん」を楽しめます。洞爺湖を起点にどの方向へも動きやすい立地で、ドライブの前後をゆっくり過ごせます。

そのほかの施設は施設一覧からご覧いただけます。

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よくある質問

Q. 洞爺湖から一番近い道の駅はどこですか?

洞爺湖のすぐ近くには「道の駅とうや湖」(湖の北側・国道230号沿い)、「道の駅そうべつ情報館i」(壮瞥町)、「道の駅あぷた」(海側・虻田地区)があり、いずれも湖畔ドライブの延長で気軽に立ち寄れます。まずはこの3駅から巡るのがおすすめです。

Q. 海鮮を食べられる道の駅はありますか?

噴火湾に面した「道の駅あぷた」が海鮮で知られ、目の前の虻田漁港で水揚げされたウニやホタテを使ったメニューが人気です。名物のうに丼を目当てに訪れる方も多い駅です。価格や提供内容は時期により変わるため、最新は公式サイトでご確認ください。

Q. 道の駅で地元野菜は買えますか?自炊に使えますか?

はい。とうや湖・そうべつ情報館i・ニセコビュープラザ・だて歴史の杜などには農産物直売所があり、その日の朝採れの地元野菜が手に入ります。かものやの宿は全施設キッチン付きなので、買った食材でそのまま自炊が楽しめます。買い出しは明るいうちに済ませておくと安心です。

Q. 冬でも道の駅めぐりはできますか?

通年営業の駅が多いですが、冬期は営業時間の短縮や休館日が設定される場合があります(例: そうべつ情報館iは冬期の火曜が休館)。またルスツ・ニセコ方面や峠道は積雪・凍結することがあるため、冬はスタッドレスタイヤと時間の余裕が必須です。お出かけ前に各道の駅の公式サイトと道路情報の確認をおすすめします。