洞爺湖の春は、花が順番に、しかも少しずつ重なりながらやってきます。隣町・壮瞥町の梅、湖畔の桜、羊蹄山を望む水仙、伊達市の古刹に咲くツツジ。いずれも車で回れる範囲にあり、日程を合わせれば1泊2日で四つとも見られます。

梅の花越しに望む洞爺湖と中島

洞爺湖で一棟貸しの宿11施設を運営する「かものや」が、現実的な時間割をご提案します。春の洞爺湖の全体像は春の洞爺湖ガイド、桜スポットのまとめは洞爺湖の桜と春の見どころへ。この記事は「1泊2日でどう組み立てるか」に絞ってお伝えします。

四つの花が重なりやすいのは、例年5月中旬ごろ

それぞれの見頃は次のとおりです。いずれも例年の目安で、その年の気温によって前後します。

並べてみると、四つが同時に楽しめる可能性がいちばん高いのは例年5月中旬ごろです。この時期なら梅が見頃を迎え、水仙とツツジも咲きはじめ、桜は自然公園の遅咲きや八重桜が残っていることがあります。逆にゴールデンウィークだと、桜は満開でも梅とツツジはまだ早い、ということが起こりえます。開花状況は年と天候で大きく動きますので、出発前に各自治体・観光協会の公式発表をご確認ください。

1日目|梅の壮瞥公園から、夕暮れの湖畔の桜へ

有珠善光寺の八重桜

初日は「高いところから洞爺湖を見下ろす」ことから始めます。

夜の湖畔は5月でもかなり冷えます。花火を見るなら羽織れるものを必ず一枚。

2日目|羊蹄山を望む水仙から、花の寺のツツジへ

羊蹄山とスイセンの丘の斜面

2日目は北の丘から南の海側へ、斜めに抜ける動線です。

なお、有珠善光寺を訪れる際は、開門時間など最新の案内を公式にてご確認ください。JRでお越しの場合、有珠駅から徒歩約25分です。

スイセンの丘を訪ねる方へ、必ずお願いしたいこと

スイセンの丘は観光施設ではありません。個人の方が私有地で20年ほどかけて育ててこられた場所で、近隣は生活と農業の場でもあります。訪れる際は次のことを必ず守ってください。

公開されるかどうかは所有者の方の意向やその年の状況によって変わる可能性があります。「見せていただいている場所」だという気持ちで訪ねていただければと思います。詳しくはスイセンの丘ガイドをご覧ください。

花めぐりの拠点にしたい宿

四か所を回るこのコースは、宿が湖の中心にあるほど動線が短くなります。かものやの宿はすべてキッチン完備の一棟・一室貸切タイプ。朝早く出て夜遅く戻っても、誰にも気兼ねがいりません。

そのほかの施設は施設一覧からご覧いただけます。桜だけを軸に車で巡るなら洞爺湖の桜ドライブ、ゴールデンウィークに訪れるならGWの洞爺湖ガイドもどうぞ。

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よくある質問

Q. 梅・桜・水仙・ツツジを一度に見られる時期はいつですか?

例年5月中旬ごろがもっとも重なりやすい時期です。壮瞥公園の梅、スイセンの丘の水仙、有珠善光寺のツツジの見頃が重なり、善光寺自然公園の遅咲きの桜が残っていることもあります。気温によって前後しますので、最新の開花状況をご確認のうえ日程をお決めください。

Q. 車がなくても回れますか?

このコースは車での移動を前提に組んでいます。壮瞥公園やスイセンの丘は公共交通での訪問が難しい場所です。有珠善光寺はJR有珠駅から徒歩約25分ですので、鉄道の場合はここを中心に組み立てるとよいでしょう。

Q. 日帰りでも回れますか?

四か所すべてとなると、かなり慌ただしくなります。壮瞥公園と湖畔の桜、あるいはスイセンの丘と有珠善光寺というように二つに絞れば、日帰りでも無理がありません。朝の静かな湖畔と夜の花火も味わえるので、1泊されることをおすすめします。