北海道の春は、本州よりひと月ほど遅れてやってきます。桜が咲きそろう頃、洞爺湖の隣町・壮瞥町(そうべつちょう)では、丘いっぱいに梅が広がります。それが壮瞥公園の梅林です。洞爺湖で一棟貸しの宿11施設を運営する「かものや」が、地元目線で梅林の見どころと訪ね方をご案内します。春の洞爺湖全体の楽しみ方は春の洞爺湖ガイドに、桜のスポットは洞爺湖の桜と春の見どころにまとめていますので、あわせてご覧ください。

壮瞥公園の梅林とは

壮瞥公園は約86,000㎡の広さをもつ公園で、そのうち梅林は約20,000㎡を占めます。植えられているのは約300本の豊後梅(ぶんごうめ)。斜面に沿って梅の木が並び、丘を登るにつれて少しずつ視界が開けていきます。
桜のように一斉に散るのではなく、梅は木ごとに開き方に差があります。同じ日に訪れても、満開の木とまだつぼみの木が隣り合っていることがあり、ゆっくり歩きながら一本ずつ表情を見比べるのがこの梅林の楽しみ方です。
訪問に入場料はかかりません。花の名所というと入場料や整理券を思い浮かべる方もいらっしゃいますが、壮瞥公園の梅林は誰でも自由に散策できる、気負わない場所です。
見頃は例年5月中旬ごろ
梅の見頃は例年5月中旬ごろです。「梅は2月から3月」という本州の感覚からすると驚かれるかもしれませんが、北海道では春そのものがひと月ほど遅く訪れます。ゴールデンウィークの頃から見物客が増える年もあり、その年の気温によって開花は前後します。
ピークをぴたりと当てるのは難しいものですが、梅は桜よりも花期が長めに感じられることが多く、少し時期がずれても丘のどこかで花に出会えることがあります。とはいえ確実に満開を狙いたい方は、旅程を組む前に自治体や観光協会の公式発表で最新の開花状況をご確認ください。
洞爺湖周辺は4月下旬から6月にかけて、桜・梅・水仙・ツツジと花が続きます。どの花がいつ咲くのかは洞爺湖周辺 花の見頃カレンダーにまとめていますので、旅の時期選びの参考にしてください。
歩かずに絶景へ。頂上の駐車場が展望台

壮瞥公園の梅林がほかの花の名所と大きく違うのは、頂上の駐車場がそのまま展望台になっていることです。車を停めて数歩進めば、もう目の前に景色が広がります。長い坂道を登る必要がないので、小さなお子さま連れの方や、長く歩くのが難しいご家族と一緒でも安心して絶景を楽しめます。
そこから見渡せるのは、洞爺湖と湖に浮かぶ中島、羊蹄山、有珠山、昭和新山。洞爺湖のシンボルと呼べる山と湖が、一度に視界に収まります。手前に梅の花、その先に青い湖、さらに奥に山並みという奥行きのある構図は、この丘ならではのものです。
眺めた有珠山や昭和新山に実際に足を運ぶなら、有珠山・昭和新山ガイドもあわせてどうぞ。有珠山ロープウェイからの眺めと見比べると、同じ土地の火山と湖の関係が立体的に見えてきます。
訪れる前に知っておきたいこと
- 入場は無料です。頂上に駐車場があり、そこが展望台を兼ねています。
- 11月から4月中旬までは冬期通行止め期間にあたります。雪の季節に訪ねることはできませんので、春以降にお越しください。
- 丘の上は風が抜けます。日中が暖かい日でも、朝夕や曇りの日は体感がぐっと下がりますので、羽織れるものを1枚お持ちいただくと安心です。
- 壮瞥町は洞爺湖温泉街から車ですぐの隣町です。半日の予定にちょうど収まる距離感なので、朝いちばんに梅林、その後に湖畔へ戻る、といった組み立てがしやすいのが利点です。
洞爺湖は一周約40km、車で約1時間。梅林を起点に湖をぐるりと回るなら洞爺湖 湖畔ドライブガイドを、梅から桜、水仙、ツツジまで花を追いかける1泊2日なら春の花めぐりモデルコースをご覧ください。
梅林めぐりの拠点になる、かものやの宿
かものやの宿はすべてキッチン完備の一棟・一室貸切タイプです。他のお客様と顔を合わせることがないため、朝早く出発して梅林の静かな時間を狙い、日中は湖畔を歩き、夜は貸切の空間でゆっくり、というメリハリのある春旅ができます。
- 家族での花見旅に: かものや洞爺ハウス(定員8名・1泊¥24,000〜)。温泉街中心地の一棟貸しで、梅林へも湖畔へも動きやすい立地です。BBQもお楽しみいただけます。
- 少人数で身軽に回るなら: かものやレイクトーヤビルディング 2LDK(定員6名・1泊¥11,000〜)。中心地のアパートメントタイプで、車での花めぐりの拠点にちょうどよい広さです。
- 大人数・三世代の春旅に: 洞爺ファーマーズハウス(定員18名・1泊¥25,000〜)。農村地帯に建つ大型の一棟貸しで、暖炉があり、春先の冷え込む夜も心地よく過ごせます。大人数での滞在は大人数の洞爺湖旅ガイドもどうぞ。
そのほかの施設は施設一覧からご覧いただけます。
公式サイトからの直接予約は、仲介手数料のかからないいちばんお得な公式料金です(公式サイト最安値保証)。空室検索はこちら
よくある質問
Q. 壮瞥公園の梅林はいつが見頃ですか?
例年5月中旬ごろが見頃です。ゴールデンウィークの頃から見物客が増える年もあり、その年の気温によって開花は前後します。北海道の春は本州よりひと月ほど遅いため、「本州で梅も桜も終わってから、もう一度花の季節に出会える」のがこの土地の魅力です。お出かけ前に最新の開花情報をご確認ください。
Q. 入場料や駐車場はどうなっていますか?
入場は無料です。頂上に駐車場があり、そこがそのまま展望台になっています。車を降りてすぐに洞爺湖・中島・羊蹄山・有珠山・昭和新山を見渡せるため、長く歩くのが難しい方でも景色を楽しめます。なお11月から4月中旬までは冬期通行止め期間にあたります。
Q. 洞爺湖温泉街から梅林まではどのくらいですか?
壮瞥公園は洞爺湖温泉街から車ですぐの隣町・壮瞥町にあります。半日の行程に無理なく収まる距離ですので、午前中に梅林、午後は湖畔の散策や温泉街の手湯・足湯、というプランが組みやすい場所です。かものやの宿は温泉街の中心地にも複数ございますので、拠点としてお使いいただけます。