こんにちは。北海道・洞爺湖で一棟貸しの宿11施設を運営している「かものや」です。洞爺湖の冬というと、雪見露天や静かな湖畔の景色を思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど、地元で宿を営む私たちがぜひ体験してほしいのは「冬の夜」の洞爺湖温泉です。約40万球のイルミネーション、湖上に打ち上がる冬花火、そして地域の人が集う冬まつり——雪と光が溶け合う夜の温泉街は、昼とはまったく違う表情を見せてくれます。この記事では、冬の夜のイベントを中心に、見どころと回り方、そして寒さ対策までをまとめてご紹介します。
冬の日中の過ごし方(雪遊びや温泉、周辺観光)については別記事「洞爺湖の冬の楽しみ方」で詳しくご案内しています。こちらは夜のイベントに特化したガイドです。
冬の夜の洞爺湖温泉|光と花火が主役の季節

洞爺湖温泉街は、湖の南岸に温泉宿・土産店・飲食店がコンパクトにまとまった、歩いて回れるエリアです。冬になると日が落ちるのが早く、17時ごろにはあたりが暗くなります。その暗さこそが、洞爺湖の冬の夜を美しくしてくれる主役。雪に反射する光がやわらかく広がり、湖面に映る花火が幻想的な景色をつくります。
冬の夜のメインイベントは大きく4つ。通年点灯のイルミネーションストリート、冬期の目玉・イルミネーショントンネル、2月の洞爺湖温泉冬花火、そして地域のとうや冬まつりです。いずれも温泉街から徒歩圏、または車で行ける範囲にあり、宿を拠点に組み合わせて楽しめます。
イルミネーショントンネル|約40万球・全長70mの光のトンネル

冬の夜のいちばんの見どころが、洞爺湖温泉イルミネーショントンネルです。会場は温泉街の「にぎわい広場」(洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラスの向かい)。約40万球のLEDで彩られた全長約70mの光のトンネルと、直径約9mのドームが登場し、雪景色のなかを歩いて通り抜けられます。
2025-26シーズンの点灯期間と時間は次のとおりです。
- 期間:2025年11月1日(土)〜2026年4月27日(月)
- 点灯時間:2025年11月1日〜2026年2月28日は17:00〜22:00/2026年3月1日〜4月27日は18:00〜22:00
- 場所:にぎわい広場(洞爺湖温泉街)
雪が積もった夜に光のトンネルをくぐると、足元も周囲も光に包まれて、写真映えも抜群です。防寒さえしっかりしていれば、小さなお子様連れでも短時間で楽しめる手軽さも魅力。宿から歩いて、夕食の前後にふらりと立ち寄れる距離感です。
※点灯期間・時間は2026年7月時点の情報です。年度により変動するため、最新情報は洞爺湖温泉観光協会 公式サイトでご確認ください。
イルミネーションストリート|通年点灯・約1万2千球の湖畔の光
トンネルと合わせて楽しみたいのが、イルミネーションストリートです。温泉街から洞爺湖畔へと続く通りを、約1万2千球のイルミネーションが彩ります。こちらは通年点灯で、日没から22時ごろまでライトアップされるため、冬に限らず一年を通して楽しめるのが特徴です。
湖畔沿いを光に照らされながら散歩し、そのままイルミネーショントンネルへ、という流れがおすすめの夜の回り方。冬は路面が凍結・積雪していることが多いので、滑りにくい防寒靴で歩くと安心です。
※点灯時間は2026年7月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
洞爺湖温泉冬花火|冬の夜空を彩る音楽花火

洞爺湖といえば、例年4月下旬〜10月末に毎晩開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」が有名ですが、実は冬にも花火が上がるのをご存じでしょうか。洞爺湖温泉冬花火は、澄んだ冬の夜空と雪化粧した湖畔を舞台に、音楽とシンクロした花火が楽しめる特別なイベントです。
2026年の開催概要は次のとおりです。
- 期間:2026年2月3日(火)〜2月12日(木) の10日間
- 時間:毎晩20:30〜 約8分間(荒天時は中止)
- 打ち上げ場所:洞爺湖汽船本社前桟橋(洞爺湖温泉バスターミナルより徒歩約10分)
- 観覧料:一般観覧は無料(各日40名限定の有料特別鑑賞ブースあり)
生分解性の素材を使った環境配慮型の「エコ花火」を採用し、地熱発電によるカーボン・オフセットも行われる、洞爺湖らしいサステナブルな花火です。冬の澄んだ空気のなかで見上げる花火は、夏とはまた違った鮮やかさ。湖面に映り込む光まで含めて、この時期だけの景色を楽しめます。
洞爺湖の花火全般(夏のロングラン花火や観覧スポット)については「洞爺湖の花火ガイド」もあわせてご覧ください。
※開催日程・時間は2026年7月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
とうや冬まつり|地域で楽しむ雪のイベント

もうひとつ、冬ならではのイベントがとうや冬まつりです。例年2月上旬に、とうや・水の駅周辺のふれあい広場などで開催される地域のお祭りで、宝さがしや○×クイズ、お菓子まき、大滑り台など、家族で楽しめる催しが並びます。観光客向けというより地元密着のあたたかいイベントで、地域の冬の雰囲気にふれられます。
洞爺湖温泉街からは少し離れた場所での開催になるため、車での移動が便利です。冬まつりや冬花火など、期間限定の催しは日程が年によって変わります。旅の予定を組む際は、洞爺湖の年間イベントもあわせてチェックしてみてください。
※開催時期・内容は2026年7月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
冬の夜を楽しむための防寒アドバイス
洞爺湖の冬の夜は、氷点下まで冷え込むことが珍しくありません。花火やイルミネーションは屋外で立ち止まって眺める時間が長いため、しっかりした防寒対策が快適に楽しむカギになります。
- 厚手のダウン+重ね着:じっと立って観覧すると想像以上に冷えます。インナーで調節できる重ね着がおすすめです。
- 滑りにくい防寒靴:路面は凍結・積雪していることが多く、普通のスニーカーだと滑って危険です。
- 手袋・ニット帽・マフラー:末端の防寒で体感温度が大きく変わります。カイロもあると安心。
- 温かい飲み物:観覧の合間に体を温められます。
冬の洞爺湖に向けた服装・持ち物の詳しいチェックリストは、「洞爺湖の服装・持ち物ガイド」にまとめています。はじめての冬の北海道旅行の方は、出発前にぜひ目を通してみてください。
冬の夜イベントの拠点は、暖かい貸切宿で
イルミネーションや冬花火をたっぷり楽しむなら、寒くなったらすぐ戻って温まれる宿が近くにあると安心です。かものやの宿は全施設キッチン・お風呂付きの一棟・一室貸切。温泉街の中心にある施設なら、イルミネーショントンネルやイルミネーションストリートまで歩いて出られ、花火の夜も「観たら戻って温かい部屋でひと息」という贅沢な過ごし方ができます。
たとえば温泉街中心地のかものや洞爺ハウスや、湖畔・温泉街に近いアパートメントタイプのかものやレイクトーヤビルディングは、夜のイベント散策の拠点にぴったりです。小さなお子様連れやグループでも、貸切だから他のお客様に気兼ねなく、自分たちのペースで冬の夜を楽しめます。施設ごとの特徴は施設一覧からご覧ください。
夕食を宿で用意したい方は、地元食材での自炊もおすすめです。詳しくは「洞爺湖グルメガイド」をどうぞ。
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よくある質問
Q. イルミネーションはいつからいつまで見られますか?
イルミネーショントンネル(にぎわい広場)は例年11月上旬から翌4月下旬まで点灯します。2025-26シーズンは2025年11月1日〜2026年4月27日で、点灯時間は時期により17:00〜22:00または18:00〜22:00です。イルミネーションストリートは通年点灯で、日没から22時ごろまで楽しめます。年度により変動するため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
Q. 冬花火は毎日やっていますか?
洞爺湖温泉冬花火は期間限定です。2026年は2月3日〜12日の10日間、毎晩20:30から約8分間打ち上げられます(荒天時は中止)。夏の毎晩開催のロングラン花火とは別のイベントなので、日程を確認してから旅程を組むのがおすすめです。
Q. 小さな子ども連れでも夜のイベントを楽しめますか?
はい。イルミネーションは短時間でも楽しめ、温泉街から徒歩圏なので、寒くなったらすぐ宿に戻れます。かものやの宿は全施設お風呂・キッチン付きの貸切なので、お子様のペースに合わせて温まりながら過ごせます。防寒だけはしっかりご準備ください。
Q. 冬の夜の移動手段は?車がないと難しいですか?
イルミネーショントンネル・ストリート・冬花火はいずれも温泉街の徒歩圏(バスターミナルから徒歩約10分以内)にあるため、温泉街に宿泊すれば車がなくても楽しめます。ただし、とうや冬まつりなど温泉街から離れた会場のイベントは車での移動が便利です。冬道の運転に慣れていない場合は無理をせず、温泉街中心の徒歩で回れるイベントを中心に計画するのがおすすめです。